品種はむさし種苗の大玉トマトの「玉光デリシャス」を栽培しています。
一般には、トマトと言えば「桃太郎」が多く栽培されています。この「玉光デリシャス」は40年以上の歴史がある、種も少なく希少価値のある品種です。「桃太郎」に比べて不揃いのものが多いですが、甘みと酸味のバランスが非常に良い昔ながらのトマトで、節水栽培農法で育てる事により味・品質・糖度が高くなり、フルーティーな味わいの贅沢な高糖度トマト「デリシャストマト」に仕上がります。
デリシャストマトはできるだけ化学農薬・化学肥料の使用を少なくするために、下記の病害虫の総合的管理技術IPMを取り入れて栽培しています。
物理的防除 | 粘着テープ等防虫ネット使用・太陽熱還元土壌消毒、微生物農薬の使用 |
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耕種的防除 | 抵抗性品種の選定・簡易土壌分析のもとづく施肥設計 |
生物的防除 | 微生物農薬 |
化学的防除 | 農薬成分のローテーション散布、同じ農薬を続けて散布しない病害虫の耐性をつくらないため |
元は250~350gのサイズですが、節水栽培農法で育てることで、150g前後の大きさになります。すっきりとした口当たりがあり飽きることなく、ついついまた手が伸びてしまいます。
また、デリシャストマトは果肉がしっかりしてますので、そのまままるかじりで食べていただくのが一番ですが、熱を加えることで酸味と甘みも強くなり、様々なレシピにご利用いただけます。
糖度のバラツキを抑えるため、光センサーを使用し糖度の選別をしています。